Message from expatriate staffs

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MESSAGE STAFF MALAYSIA

事前の調査や分析をもって、より専門的な事業戦略や立案に関わりたい

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私の仕事・ミッション

東南アジア屈指の電子部品製造拠点で
輸送業者の役割を果たす

郵船ロジスティクスのマレーシア現地法人TASCOのクアラルンプール本社に所属し、お客様への営業やコンサルティングを行っています。担当するお客様との関係上、日本人として唯一、郊外の自社倉庫にデスクを設け、現場にとても近いところで業務に勤しんでいます。
現在は国際輸送のマーケット調査を行い、お客様のサプライチェーンにおいてどのようなリスクがあるかを日々考え、最適な輸送方法の提案に注力しています。マレーシアは東南アジア屈指の電子部品の製造拠点集積地です。TASCOはマレーシアで最大の物流会社であり、世界中の人々が利用する自動車や家電製品へ組み込まれる部品や製品を、タイムリーに、そして安全に輸送するという使命感のもと、輸送業者としての大きな役割を果たしています。職場では宗教や人種の壁を越え、様々な考え方を持った社員がチームとなり、お客様のサプライチェーンや社会を根底から支えています。

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現地の状況とYLKの役割

社会に必要不可欠な貨物を
世界中へお届けする

マレーシアは人口が約3200万人の国家、準公用語は英語で、有名なペトロナスツインタワーがある首都のクアラルンプールはとても近代的で魅力的です。人口の6割以上をマレー系が占めており、残りの3割が中華系、そして1割がインド系となっています。多種多様な考え方や習慣を持っているお客様や社員と触れ合う機会も多く、刺激的な毎日を過ごしています。イスラム教が国教のため、お祈りの時間の配慮や、ムスリムの前では豚肉を使った食事や飲酒は控えるなど、今では習慣化してきましたが、気を付けなければならない場面は多くあります。
コロナ禍では厳しいロックダウンが敷かれ、自宅から出ることも難しい状況に直面しました。TASCOは社会に必要不可欠な業種として操業が認められていたため、出勤が許可されていたスタッフと毎日電話やオンラインミーティングを行いながら、世界中へお客様の貨物をお届けできたことは貴重な経験になっています。

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これまでとこれから

四国支店での
印象的な出来事を糧に

この地に赴任する前は四国支店で勤務していました。入社以来、主に電子部品の輸送に携わっていましたが、当時印象的だったのは、世界中にサプライチェーンを持つ徳島県のあるお客様との取引です。納期要求も厳しいお客様だったのですが、2018年9月に台風が関西空港を直撃、同空港が機能不全に陥りました。この時あらゆる輸送ルートを調査し、協力会社や関連部署と早い段階から調整できたことで、お客様にご納得いただける輸送ルートを構築することができました。お客様に「本当にありがとう」とお言葉をいただいたことはとても印象に残っています。入念な下準備と調査、社会を支えているという使命感、そしてチームで壁を越えていくという組織力が必要不可欠であることを確信した出来事でした。
現在の職場では、定期的に輸送マーケットを調査し、分析する機会がこれまでの職場と比べ多くあります。毎日多くの資料にも目を通し、他部署へのヒアリングも行いながら、事前にどのような提案が可能でお客様のサプライチェーンにマッチするかを考えています。これまで学んできた調査力・分析力を活かし、より幅広い層のお客様に、安心してTASCOのサービスをご利用いただくことで社会に貢献するため、営業的な観点から購買方法の見直しや戦略立案に携わっていきたいと思っています。

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MY CAREER
2011年4月
西日本営業本部 京都支店 営業
2017年5月
郵船ロジスティクス中国株式会社 出向 四国支店 営業
2019年5月
現職
TASCO BERHADクアラルンプール本社 営業開発課