コロナ対策が厳しい中国において
輸送の継続を目指す
蘇州市に滞在している日本人はおよそ6,000人前後です(上海市は40,000人前後)。日本人学校があり、周辺の都市に勤務する方も住まいは蘇州、という方もいらっしゃいます。中国国内はコロナ対策が厳格であり、商業施設や駅等の公共機関に入場する際には行動履歴や健康状況が表示されるアプリの画面表示をほぼ必ず求められます。感染者が出たエリアに立ち寄った履歴が残っている場合、PCR検査の陰性証明提示を行わないと、お客様工場や公共施設への立ち入りができないなど、行動を制限されることがあります。一方で、感染者が出ていないエリアであれば、日常生活を送るうえでむしろ安心できる面もあります。
海外との往来に関しては非常に困難になっており、中国に再入国する際は多くの都市で隔離が必要で、この期間は自由に外出したり、外食することはできません。中国はもともと日本に近い距離にある国ですが、今は日本がとても遠い国になっています。この状況下でも、コロナ禍により減便が続く航空便、混乱する他国間との海上輸送、陸路輸送のボーダー状況等を確認し、輸送の継続を目指しています。