東京輸入第一支店 営業二課

多種多様な業界・業種の人とコミュニケーションをとり、自分を成長させたいという想いがあった。

私は小学校から大学までずっと野球を続けていました。ポジションはピッチャーです。団体生活の中で自分を成長させてきた私にとって、「できるだけ多くの人と関わる仕事に就きたい」と考えるのは自然なことでした。業界や業種がまったく異なる方々とコミュニケーションをとり、自分を成長させる。その理想にぴったりだと思えたのが、郵船ロジスティクスです。現在私は輸入営業として、お客様が海外で製造したり買い付けたりした商品を、日本の配送先まで輸送する手配を行っています。お客様はアパレルから自動車部品メーカーまで、多種多様です。実際に接する方も、コストやスピードなどのサービス内容、過去の取引実績、私たち営業担当との人間関係など、重視する点は違います。そんなお客様1社1社と信頼関係を作り、維持するために、私は「お客様の話に耳を傾ける」というスタンスを大切にしています。こちらから多くを語るのではなく、お話を聞かせてください、という姿勢で訪問すると、本音で話してくださる方が多いのです。そしてお話の中からお客様の課題や悩みを知り、新しい提案につなげていく。そのプロセスが自分を成長させてくれると実感しています。

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社内にネットワークを広げ、“現場感”あふれる提案につなげることができた。

実際に当社に就職してみてわかったのは、自分一人で完結する仕事は一つもない、ということです。そしてお客様はもちろん、社内でもたくさんの人と関わる仕事だと知りました。例えば、最近あるお客様から輸送コストについてのご相談を受けたとき。そのお客様は、工場があるメキシコからアメリカまで、国境をまたぐ陸上輸送をしていました。そこにかかるコストを見直し効率化を図りたいというのがお客様からのリクエストでした。日本にいて、海外からの輸入営業をしている私は、メキシコからアメリカ間の物流の知識や経験といった“現場感”が充分ではありません。そこで社内のネットワークをたどり、北米大陸の物流事情に詳しく、現地での業務経験もある社員に協力を仰ぎました。工場の位置や現在のルートなどを共有し、提案を何度も練り直して一緒にお客様を訪問。ルートを全てトラックで走った場合、トラックと列車を使い分けた場合…など、各パターンでのコストと日数をお伝えしました。どのパターンも、現地を熟知した社員ならではのアイデアが盛り込まれています。こういう現場感溢れる提案は、私一人ではできなかったでしょう。

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謙虚にお客様と向き合い、関係を築いていく。

社内の人との関わりが、私を育ててくれた例はいくらでも挙げられます。入社後の4年半、私は航空輸入貨物のオペレーションに携わっていました。基本的にデスクでの仕事がメインでした。現在の輸入営業部署に異動後も、私はその習慣から抜け出せず、社内で仕事をする癖がついていました。そんな私を、当時の上長が「もっとお客様の声を聞きに訪問して、提案型営業をしていこう」と背中を押してくださいました。その一言がきっかけで、今では内勤スタッフから「もうちょっと社内にいてほしい」と言われるほど、お客様先を飛び回っています。
そんな先輩方のおかげで、私は相手の立場に立って考える習慣ができ、よりお客様と向き合えるようになったと思います。郵船ロジスティクスがどんなに競争優位性を持っていたとしても、お客様との関係構築が出来ていなければなりません。私は謙虚にお客様と向き合い、現状や今後についての提案ができるような関係を築いていくことを大切にしています。

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