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代表取締役社長 倉本博光 |
株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
郵船ロジスティクス株式会社は、2012年4月に行われた中国法人、マレーシア法人の連結子会社化などにより海外物流事業統合が完了し、世界38カ国、400ヵ所以上に物流拠点を設けるグローバルな物流ネットワークを構築しました。2012年度は次なるステップである「人」と「サービス」の融合の深化に取り組み、計画「GO FORWARD, Yusen Logistics」で掲げる、貨物取扱量の拡大や大きな成長が期待される新興国をはじめとする海外ネットワークの充実を図ってまいりました。
第2四半期における世界経済は、欧州は改善の兆しが見られず、米国において景気回復の足取りは重く、経済成長の鈍化はアジア圏やわが国にも波及しています。国際物流市場においては欧州向けを中心に荷動きが低迷し、その他の地域においても総じて低調に推移するなど、当社の事業を取り巻く環境も厳しいものとなりました。
一方、当社においては、4月に中国法人とマレーシア法人の連結化による海外事業統合が完了したこともあり、航空・海上貨物ともに取扱量は前年度を上回るものとなりました。下半期においては、物流マーケット環境に大きな改善が見られないと予想されることもあり、2012年度通期の連結業績予想を営業収益は3,330億円、営業利益は40億円に修正いたしました。
第2四半期は、販売拡大政策により航空・海上貨物共に取扱量が増加しました。ロジスティクスでも、オーストラリアに倉庫を新設し販売拡大を目指しました。あわせて欧米ビジネスの伸張や三国間ビジネスの拡大も図りました。
地域戦略においては、バングラデシュおよびトルコに現地法人を設立、ロシアや中国にも支店を新設するなど、今後大きな成長が期待される新興国をはじめとする海外ネットワークを充実させました。
中期経営計画では、「統合」「融合」「飛躍」をキーワードとしています。海外の物流事業の統合が完了した2012年度は「融合」の深化と位置づけており、下半期においても上半期に展開した活動を継続し、積極的な事業展開を図ってまいります。
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最優先課題と認識し、利益配分は業績の許す限り、安定した配当の実施を基本としています。また、当社グループの将来に向けた事業展開と成長段階を推し量りながら連結配当性向を考慮し、株主の皆様への利益還元を充実させていくことを基本方針としています。2012年度については、第2四半期累計期間の業績及び通期連結業績予想を踏まえ、中間配当金を9円とすると共に、期末配当金につきましても同じく9円の年間配当金18円を予想しています。
当社は、皆様のご期待にお応えするために、総力を挙げて中期経営計画の推進に取り組んでまいります。何卒ご理解を承りますようお願い申し上げます。
